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犬を叱るタイミング

犬のしつけや飼育方法に関する本を読むと、「犬は家族を順位づけする」とか「下位に位置づけられると、躾けができないので、ボスにならないといけない」などと書かれていることが多い。
これっていったいどういうことなのかを考えてみました。
オオカミから派生した犬は、次第に家畜化されて、今から15000年前頃には人と共に生きる生活を選んだと言われているのです。
ちょっと固い話になってしまいましたが、今回は、このような学術的な難しい考え方は抜きにして、愛犬の柴犬と暮らす中で感じる順位づけについてお話ししたいと思います。

同じ場所に繰り返すマーキングの場合、そこで毎回の食餌をさせて、いつも、飲み水を置くようにしておけば、犬には、トイレと寝床や餌場を区別する習性があるので、やめる場合が多いですよ。
完全に理解できた頃、ごはんやお水の場所は変えても大丈夫です。

ただし、その場所にマーキング臭が残っていれば、また、ニオイ誘導されてしまいますので、しっかり消臭が大切です。
室内に、いくつか「マーキングを繰り返す場所」がある場合はそうして、1つ1つ、改善していくことにより、徐々に決まった1つの場所にするようになり易いのです。
最初は、1つの場所でしなくなっても、他の場所で繰り返し・・が続くので「いたちごっこ」と感じる方が多いようですが、1つの場所でマーキングをしなくなったという事は、明らかにその方法に効果が見えているわけですから、諦めずに、1つ1つ、根気と忍耐をもって、接していきましょう。

その前に、いろいろと試行錯誤しながらご自身でしつけを行なったけど、例えばトイレのしつけや噛み癖のしつけ、散歩中に飼い主より先に行ってしまうような犬のしつけ。
人に吠える、インターホンなどに吠える吠え癖、ちょっとは改善されたかな?と思っても、まだまだ理想には遠い、あるいは、全くしつけができなかったという場合は、しつけをするタイミングや躾け方に問題がある場合があります。
おそらく本などを見てしつけ方法を勉強されたかと思いますが、文字だけ見てもなかなかタイミングなどを覚えるのは難しいものです。

たくさんあるしつけ本やインターネットなどで、よく犬種それぞれでの性格がひとくくりになって書いてあります。犬種での傾向的な性格は、もちろんあると思いますが、犬種でひとくくりにしてしまってよいものとはとても思えません。

犬も人間と同じように、やはり犬それぞれの個性もあれば性格も違います。
筆者は同じジャック・ラッセル・テリアを多頭飼いするようになり、あまりの性格の違いに驚きました。
ですので、このサイトに書いているしつけについての内容も、あなたの愛犬に絶対あてはまるというものではなく、あくまで傾向として捉えてほしいと思います。